かまたま研修旅行in岐阜
こんにちは!
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今年はかまたま初の試みとして、研修旅行として岐阜県は美濃と飛騨高山に行って参りました!
まずは6月30日(土)に美濃市で和紙工房や、和紙店を見に行きました。
今回お世話になったのは、テラダ和紙工房の寺田幸代さんです。
工房の設備から、詳しい工程、材料や道具について、とても分かりやすく気さくに話していただきました。
職人としての仕事以外の、地域とのつながり方についても、たいへん参考になりました。
同世代の女性の職人さんが頑張っている姿を見るのは勇気が湧いてきますね!
二日目の7月1日(日)は、午前中に高山市の街を散策し、午後に飛騨市の春慶塗工房を訪ねました。
お世話になったのは、飛騨市神岡町の春慶館の石橋祥二さんです。
石橋さんは、廃校になった建物でおひとりで制作をされています。
漆を勉強していた私たちにも分かりやすいように、木地のことから、漆のこと、春慶塗独特の下地方法まで、とても詳しく教えていただきました。
最後には実際に上塗りする様子も実演してくださり、とても貴重な体験になりました。
石橋さんは、神岡町の春慶塗職人がおひとりになってしまったことから、残念ながら来年には廃業されてしまうそうです。
そのタイミングでこうして若い職人に少しでも技術を伝えることが出来てよかったとおっしゃっていただきました。
今回、二つの工房を見学することが出来て、かまたまメンバーそれぞれの心に打つものがあったと思います。
メンバー一同これからも精進してまいります!
寺田さん、石橋さん、本当にありがとうございました!